有馬煮。の日記

男子校出身者の日常

自己分析ってなんやねん笑笑

どうも、有馬煮。です。

 

3月に入り本格的に就職活動が始まり、忙殺される日々を過ごしてます。高校生だった頃や大学入学時には想像もしていなかった忙しさに白目を剥きなが毎日こなしてます。

 

就職活動は自己分析が大切、という情報だけは知っていましたが天邪鬼な私は「自己分析ってなんやねん笑笑」って馬鹿にしてました。しかし、いざESを書くとなると否が応でも自分のこれまでを振り返らなければなりません。これから生きていく数十年を決めるものなのですから。

 

これまでの自分を振り返ると、大きなターニングポイントはやはり中学受験でした。私は中学進学とともに親元を離れ単身北海道へ渡り、男子校で寮生活をしました。しかも日本で唯一と言われる100人部屋。わおっ!

そこで出会ったのは個性の強すぎる変人たち。裸で走り回るやつや奇声を上げているやつ、流血沙汰の喧嘩をする奴ら、まさに野獣が野放しにされているサファリパークでした。このような環境での生活で得たものは、どんな変人がいても動じなくなる鋼の心と一生の友人でした。ここでの6年間が今の私を形成しています。

 

正直いって大学4年間(実質就活を始めるまでの3年間)で人に胸を張って「○○をがんばりました!!!」なんて言える人はいないと思ってます。自分もありません。だから就活生のほぼ全員が大なり小なり嘘をつき、誇張して「私は○○に力を入れました。」って面接で言っていると考えています。そう考えると自分には胸を張って頑張ったものなんてないって凹むことも少なくなりますし、平気な顔して堂々と嘘ついてる我々就活生は滑稽な生き物だなと思います。

 

ただ、もし仮に私の↑の文章を読む人がいるとするならば、釘をさしておきたいのが、ごく一部、本当に一部の人は学生生活で胸を張って頑張ってきたことがあります。私が言いたいのは一部の素晴らしい学生に対抗するには空虚で中身のない自分の学生生活を嘘や誇張で着飾り、凹むことなく戦わなくてはならないということです。空虚な学生生活とは言いましたが、あくまで就活という場において、であり、友人と毎日深夜から朝方までゲームしていたあの時間は決して価値のないもであるとは思わないし、かけがえのない時間でした。

 

以上は他人と経験を比較されなくてはならない就活を生き抜くための個人的な考え方です。就活に役立つと思うからこんな経験しようと挑戦することを馬鹿だと切り捨てることはできませんが私はそんな打算的に生きたくはないと思っています。友人とバカしている時間を評価してもらえない就活は私たち学生の何を知ろうとしているんでしょうかね。ESはもっと気軽なことを書きたい、と思う有馬煮。です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年で3.11から10年経ちましたね。

10年前の当時は小学6年生でした。当時は私は自分中心の世界で、福島という少し離れたところで原発が爆発したり、岩手に津波が押し寄せたことについて、正直「大変だ」「やばっ」くらいしか感じていませんでした。

数年たち、当時何が起きたのかを理解できるようになりました。報道で取材を受ける被災者の気持ちが痛いほど伝わってきて、涙を流す彼ら彼女らを見ると自分まで涙が込み上げてくるようになりました。

 

震災直後に親元を離れ一人北海道へ行きました。親としては余震が続いているのに子供を手元に置けないという不安があったはずなのに、そんな様子を見せず両親は送り出してくれました。

そして、10年という節目の年に私は就活をしています。将来何をしたいのか、社会にどんな貢献をしたいのか改めて考えました。

あの日起きたことは皆さんにはどのような影響を与えたのでしょうか。少し、ほんの少しでいいから考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

それでは

 

有馬煮。